夏に増える頭痛 暑い・気温・冷房など、何が原因?|うえの台いたみと内科のクリニック|富木島町の内科・ペインクリニック

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夏に増える頭痛 暑い・気温・冷房など、何が原因?


海や山、お祭りなど楽しいイベントが多い夏ですが、「夏になると頭が痛くなる」「せっかくの外出が頭痛でつらい」と悩む方は少なくありません。


単なる暑さや疲れと我慢しがちですが、夏の頭痛には特有の原因が潜んでいることも。今回は日常生活に潜む頭痛の要因を知り、快適に過ごすための対策をみていきましょう。


■ギラギラとまぶしい太陽が引き金に?夏の片頭痛にご用心


夏の強い日差しの中を歩いたあと、こめかみがズキズキと痛み出した経験はありませんか?


実は「光の刺激」は、頭痛を引き起こす要因の一つとして知られています。


◎強い光が脳の神経を刺激するメカニズム

片頭痛の症状がある方は、普段から光や音に対して敏感な状態になっていることが多くあります。


明るい場所に出た瞬間に痛みを感じやすいのはこのためで、強い光の刺激が片頭痛の誘因となり、脳の神経や血管の反応を介して頭痛が起こることがあります。


◎サングラスや日傘を活用した具体的な予防策

日差しの強い日に外出する際は、目から入る光の量を減らす工夫が頭痛予防におすすめです。


色の濃すぎないUVカット機能付きのサングラスを着用したり、日傘や帽子で直射日光を遮ったりすることは、単なる日焼け対策ではありません。


頭痛を防ぐための立派なセルフケアにもなるのです。


■「ただの暑さ」と油断しないで!気温上昇と脱水が招くサイン


厳しい暑さそのものや、大量に汗をかくことによる体内の水分不足も、頭痛を招く原因となる場合があります。とくに近年の過酷な暑さの中では注意が必要です。


◎熱中症の初期症状としての頭痛を見逃さない

炎天下で活動したあとに起こる頭痛は、熱中症の初期症状かもしれません。汗とともに水分や塩分が失われると、脱水傾向となり、頭痛やめまい、吐き気、だるさなどがあらわれることがあります。


無理を続けると重症化する恐れがあるため、早い段階で体を休めることが重要です。


◎「のどが渇く前」の水分・塩分補給が要

「のどが渇いた」と感じたときには、すでに脱水が始まっています。外出時や作業中は、時間を決めてこまめに水分をとる習慣をつけましょう。


また、大量に汗をかいたときは水やお茶だけでなく、経口補水液やスポーツドリンクなどで塩分も同時に補給することが大切です。


◎涼んでいるはずが逆効果?「冷房」と「寒暖差」の落とし穴

外の猛暑から逃れるために入る涼しい部屋。しかし、私たちが快適さを求めるこの「冷房」こそが、夏の頭痛を引き起こす厄介な要因になることも多いのです。


◎急激な温度変化が自律神経のバランスを崩す

人間の体は自律神経の働きで体温を一定に保つよう調節しています。しかし、屋外の猛烈な暑さと冷やされた室内の間を何度も行き来すると、急激な「寒暖差」に対応しきれず、自律神経が乱れやすくなります。


この自律神経の乱れが血管の働きに影響し、頭痛に繋がる可能性が指摘されています。


◎エアコンの効いた部屋に潜む「隠れ脱水」

冷房の効いた乾燥した室内では、皮膚や呼吸から少しずつ水分が奪われています。

涼しい室内にいると汗をかかないため水分補給を忘れがちになり、この「隠れ脱水」が頭痛の引き金になることも少なくありません。


また、冷風が直接当たることで筋肉が緊張し、肩こりからくる頭痛を併発することもあります。


■台風や突然の雷雨も影響?天気の急変と気圧の変動


夏はゲリラ豪雨や台風など、天候が急激に変化しやすい季節です。「雨が降る前は頭が重くなる」という不調を経験したことがある方も多いのではないでしょうか。


◎気圧や湿度の変化に体が反応してしまう理由

天気が崩れる前は、大気中の気圧が急激に低下したり、湿度が大きく変化したりします。


こうした気圧の変化は、自律神経や血管の調節に影響し、片頭痛などの誘因になることがあります。環境の変化に対して体が過敏に反応してしまう状態と言えるのです。


◎気象病(天気痛)への事前の備え

天気の変化による頭痛に悩まされやすい方は、気圧の変化を予測するスマートフォンアプリや天気予報などを活用するのがおすすめです。


「明日は気圧が下がりそうだから無理なスケジュールを避けよう」と、事前に心の準備や休息をとる対策が助けとなるでしょう。


■つらい夏の頭痛を防ぐ!今日から始めたい予防策と受診の目安


夏に頭痛が増えるのには様々な要因が絡み合っています。環境を完全にコントロールすることは難しいですが、日常の工夫で負担を減らせる場合もあります。


◎毎日の生活習慣で気をつけるべきポイント

室内ではエアコンを適切に使い、冷やしすぎや外気温との急激な温度差を避けましょう。


冷風が直接体に当たらないよう風向きを調節し、外出先では羽織れるものを持ち歩いてこまめに体温調節を行うことが大切です。


また、十分な睡眠とバランスの取れた食事で自律神経を整えることも基本となります。


◎無理は禁物!受診したほうがよいサイン

「今まで経験したことのないような激しい痛みがある」「手足がしびれる」「高熱や激しい吐き気を伴う」といった症状がある場合は、重大な病気の危険性があるため、直ちに救急車を呼ぶなど医療機関を受診してください。


また、「市販薬を飲んでも効かない」「頻度が増えて日常生活に支障が出ている」といった場合は我慢せず、早めにご相談ください。適切な診断と治療で、つらい夏の頭痛を乗り越えましょう。


うえの台いたみと内科のクリニック
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